第4回目は大阪大学工学部一回生の西川が担当します!
僕は前回の植田さんと同じく、推薦入試で大阪大学に入学しました。推薦入試については植田さんが詳しく説明してくれているので、推薦入試について知りたい方は植田さんのブログをご覧ください!
さて、大阪大学といえば工学分野で有名です。大阪大学には工学分野の学部は工学部と基礎工学部の2つがあり、これらの学生数はなんと全体の約40%にも及びます。
そんな工学部と基礎工学部ですが、それぞれの学部の違いについて皆さんはご存じですか?
まず、工学部について。工学部は、最先端の研究成果を実際に世の中に役立てる「実学」を重視していて、応用自然科学科、応用理工学科、電子情報工学科、環境・エネルギー工学科、地球総合工学科の5つの学科があります。
それぞれの学科では、ロボットなどについて学ぶ機械工学や現在需要が高まっている情報工学、持続可能な社会について研究する環境工学、土木技術について学べる建築工学など、本当に色々なことについて学べます。
それに対して、基礎工学部は理学部と工学部が融合した分野を学ぶことができます。名前に基礎とありますが、工学部よりも基礎しかしていないということは全くないので注意してください。理学部で研究・開発された技術が工学部で社会に還元されるのですが、基礎工学部はその橋渡しをしている学部になり、電子物理科学科、化学応用科学科、システム科学科、情報科学科の4つがあります。
基礎工学部では、身の回りの電子機器を支えるエレクトロニクスやAIについて学んだり、コンピューターそのものの研究をしたりできます。工学部よりも数学や物理を駆使した情報系の研究が盛んで、システムエンジニアになりたい方にぴったりな学部です。
簡単にまとめると、工学部では様々な分野で最先端の技術を社会に役立てる研究が盛んで、基礎工学部はゴリゴリの情報系というイメージです!
このように、それぞれの学部にそれぞれの良さがあります。大阪大学は設備も豊富なので、工学分野の研究をしたい人には最高の環境です。しかし、国立大学ということもあって倍率は高く、人気の高い情報系の学科は4倍近くになります。
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