2021年ももう終盤を迎えました。今年一年、受験生としてしっかりと勉強できましたか?この冬休みでの勉強方針で、受験当日にとれる点数が大きく変わります。残り1か月の限られた時間で、時間配分や方針を間違えないように、しっかりと戦略をインプットしましょう。

ではここから理系国公立志望の受験生の冬休み具体的な勉強方法を教えていきます.

言わずもがな、この冬休みは共通テストの捧げなければなりません

理系国公立の特徴は、共通テストの配点が低いことです。

ここで質問です。今すぐに、自分の志望校の各教科の配点言えますか?

ほとんどの人は点数配分を把握していますが、もしすぐに言えなかった人は、今すぐこのページを閉じて志望校の入試要項を調べてください。

では、共通テストの配点が低いため、理系志望がとるべき戦略は何でしょうか?

共通テストの勉強をそこそこにして、2次の難しい勉強に時間を注ぐ?

いいえ、それではダメです。共通テストは確かに2次に比べて配点は低いですが、それでも、合否を決める決定打になりえます。また、共通テストが高いに越したことがありません。

たとえば、共通テストが高いメリットとしては、

私立の共通テスト利用で合格を確保でできる。

・後期試験は共通テストの割合が高いので、有利に立ち回れる。

・本命の志望校で、難化したときに差をつけられる。

ですので、皆さんは共通テストにしっかり力を注がなければいけません。

では実際の勉強法について教科別に解説していきます。

数学

理系国公立は数学が命です。ですので、数学の勉強は基本2次試験ベースで行ってください。しかし、共通テストの数学も甘く見ていると、速く解く感覚が鈍ってしまうので、最低でも1週間に一年分ずつ解くようにしましょう。

理科

こちらも2次試験の勉強をベースに行ってください。しかし、共通テストの理科は2次試験と違い、独特のひっかけ問題が多用され、満点を取るのは難しくなっています。一週間に2年分ずつくらいは共通テストベースの問題を解いて形式慣れをしましょう。

また、理系は共通テストの数学と理科の配点が低いので軽く見がちですが、先ほど述べた通り、後期試験などでの配点は高いため、しっかりと満点を目指していきましょう

国語

2次で国語がある人は、共通テストが終わってからでも十分間に合うため、しっかりと共通テストで高得点をとれるよう勉強を進めましょう。そのためには、古文漢文で、しっかりと満点近くの点数をとれるように、毎日暗記個所を忘れないように勉強しましょう。

社会

社会は、ひたすら暗記。しっかりと参考書を絞って、毎日手を付けましょう。この一か月で、教科書を5周すると、一気に定着度が増します。

英語

共通テスト英語は現地点では特に対策はいらないでしょう。しっかりと速読の形式慣れをするために週に1年分ぐらいは手を付けるようにしましょう。それよりも、2次レベルの単語、英文法、英作文の知識をしっかりと定着させましょう。

この最後の1か月の詰込みで、本番でとれる点数が数十点単位で変わってくるので、今までの力を信じて最後まで気合を入れて頑張りましょう。

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