こんにちは!JR奈良駅前校担任助手、2年生の北尾です!今回は、現役生に向けて、受験における浪人生の話をしていきます。

 さて、僕は、現役で志望校の合格を取ることができず、1年の浪人生活を経て、大阪大学経済学部に入学しました。その経験をもとに、志望校現役合格を目指す受験生のみなさんにアドバイスをしていきたいと思います。

 みなさん、浪人生にどのようなイメージを持つでしょうか。浪人生は、現役生より積み上げが多いはずですから、当然その実力も高くなっています。また、受験慣れもしているため、大学受験において有利な立場にあるということは事実です。

 ここで、大学受験における浪人生の割合をご存じでしょうか。それはズバリ、約20%といわれています。5人に1人が浪人生という現実です。また、その割合は、難関国公立大になるほど多くなる傾向があります。ただでさえ高い倍率のなかで、浪人生もいると考えると、自信がなくなってしまうのも無理はないと思います。

 しかし、そこまで構える必要はないです!浪人生といえど、同じ人間ですし、完璧ではありません。もう後がないという焦り、不安も計り知れないものがあります。僕自身、浪人時代は、成績がグングンのびてくる現役生の追い上げに焦っていましたし、周りの浪人友達もそうでした。現役生が浪人生を恐れるのと同様に、浪人生も現役生を恐れています。

 また、浪人生を倒さなければいけない!という訳でもありません。浪人生を倒すのではなく、同世代のなかで勝ち抜いていく、上位にいる、ということが重要です。

結論として、現役生は、浪人生をあまり意識しすぎず、同世代の中での立ち位置を意識して、成績を上げることに注力してください。そうすることで、安定したメンタルで勉強に臨むことができます。現役生は、勉強量ももちろん大事ですが、何よりも自分の現状を徹底して分析し、それに基づいた正しい勉強を進めることが大事です。

現役合格達成しましょう!!応援しています!!!

1+